ターンテーブル完成です。

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フライス作業に於いて、同心円にケガキを入れたり、加工する時にターンテーブルが必要となります。
ロータリーテーブルとして、角度割り出し機能付きのものは市販されているのですが、2万円以上もし、ちょっと手が出せません。
そんな訳で機能を限定した、簡易型・ターンテーブルを自作しました。

DSCN0201.JPG

手前側はテーブルを組み付けた状態のものですが、4爪チャックを取り付けることも出来ます。
4爪チャックの右にあるのが、その時に使用する芯出しスペーサーとチャックをテーブルの裏側から固定する為のボルトです。

主要部品です。
DSCN0198.JPG

ベース、テーブルとハンドルです。

ベースはフライス成形されたものを購入し穴あけ、ボルト穴加工しました。
芯出し用のパイプは真鍮丸棒からの削り出しです。

テーブルの製作工程はこちらにあります。

ハンドルは真鍮丸棒を削り、テーブルの穴に差し込めるようにしました。

4爪チャックを取り付けたところです。

DSCN0202.JPG

もちろん、この状態のままでも、フライステーブルに取り付け可能です。

ケガキはこんな状態ですることになります。

DSCN0204.JPG

枡ブロックにCクランプで留めただけですが、結構ガッチリしています。

ケガキ作業に於いて角度割出しが不便だった為、ターンテーブルの下に銅板で作った分度器を設置しました。
DSCN0294.JPG

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このページは、twin_bottleが2007年8月30日 15:51に書いたブログ記事です。

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