ダイスで雄ネジを立てる時、軸とダイスの面を鉛直にするのに苦労します。
また、ブレ無くダイスを廻すのにまた苦労します。
チャックで工作物を銜えて、ダイスホルダーを芯押し台にセットすれば、上記の作業が簡単になります。
そこで、スピンドル手回しハンドルを自作しようとしたのですが、固定振れ止めが無いために、その自作を先にしました。
固定振れ止めが完成しましたので、早速スピンドル手回しハンドルの自作に取り掛かりました。
テーパー加工するため、刃物台を10度傾け、中グリ用バイトをセットし、中グリ開始です。
操作側から見え易くするため、左勝手のバイトを使用しています。
当然ながらこのときはスピンドルは逆転です。
根気強く、少しづつ奥までしっかり削ります。
この位置ですと目視は出来ず、正に手探り状態。
テーパーナットを造り、ボルトを取り付ければこんな感じです。
スリワリは未だ入れていません。
ハンドル部の作成
素材はアルミ、130φです。
続きの工程はこちらに記載しました。
漸く、テーパー部にスリットをいれます。
ここまで、他の段取りがあり大分時間がかかりました。
スリットの根元には4φの穴を明けてあります。
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