ギア破損

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フライス盤コラムの剛性を上げ、調子に乗ってフライカッタでガンガン削っていたらやってしまいました。
何時か、何処かのプラスチックギアがやられるとは予想していましたが、ヤッパリという感じです。
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歯車伝導はコンパクトで格好も良いのですが、耐衝撃性に問題があります。
フライカッタで削っていますと、一回転毎に力がガツンと掛かります。
こんな時にはルーズなベルト駆動の方がBetterです。

始めはこちらの変速ギアを疑ったのですが、なんとか無事でした。
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早速汎用のギアを入手しました。
本来なら強度を上げる為、金属のものに交換したいところですが、変速ギアもプラスティック製であり、今度はそちらにしわ寄せが行ったら、もっと面倒な事態に成りかねないので安全弁的に敢えてプラスティック製いくことにしました。(金属製も依頼済みですが・・)
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歯型はもちろんバッチリなのですが、歯幅とボス部、キー溝を加工しなければなりません。
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プラスティック製といっしょに頼んだ金属製ギアも到着しました。
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ギアをチャックで咥え、芯出しをします。
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所定の寸法になるまで削り込みます。
ここでもDROが活躍しています。
DSCN1727.JPG

キー溝を加工します。
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キー溝用バイトはこちらです。

加工完了です。
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コー溝もなんとかフィットしました。
DSCN1734.JPG

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このページは、twin_bottleが2007年12月28日 19:35に書いたブログ記事です。

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