中ぐり棒(据えぐり用)

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穴径を広げる加工のために、据えぐり時に使用する中ぐり棒を造りました。
DSCN1526.JPG

棒本体の加工はこちらをご覧下さい。

構造は至ってシンプルです。
3.17φの超硬ドリル材を研磨し刃先を造り、止めネジで押えただけです。
注意することは刃先が円の芯にくるように、刃物ホールド用の穴(3.2φ)を1mmオフセットさせることだけです。
DSCN1525.JPG

早速、加工テストです。
DSCN1527.JPG
15mmのフラットバーに12mmの下穴を明け、ワークを刃物台に固定します。

刃先の角度、送り速度、切り子除去の方法などを試しながら作業を進めます。
DSCN1531.JPG

貫通の瞬間です。
DSCN1535.JPG

12φの穴を18φまで据えぐり完了です。
DSCN1539.JPG

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このページは、twin_bottleが2007年12月 2日 10:18に書いたブログ記事です。

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