プーリーの削り出し

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ベルトドライブ化に伴いプーリーの削り出しをします。
まずはドリブンプーリーの削り出しです。
素材はアルミ丸棒(A5056)、85φです。

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チャックでは掴めないため、面板に押さえ棒で固定します。

ベルト溝には大きな力が掛かるので芯ずれを防ぐ目的でやとい棒を作成します。
DSCN1926.JPG

咥え直して反対側を加工します。
ボス穴を加工後、プーリー・ボス穴部にやとい棒をはめ込みベルト溝部の加工を行います。
DSCN1927.JPG

姿バイト(未研バイトから40°Vに研磨)を用います。
DSCN1933.JPG

8mm角の未研バイトを銅板を40°Vにカットしたゲージに倣い研磨します。
DSCN1842.JPG


ドリブンプーリー完成です。
DSCN1936.JPG

続いてドライブプーリーの作成です。
DSCN1946.JPG

咥え直して反対側の形削りです。
DSCN1950.JPG

溝部の加工
DSCN1952.JPG

プーリーセットの完成です。
DSCN1955.JPG

ドリブンプーリーのキー溝はこんな方法で加工しました。
DSCN1971.JPG

ドライブプーリー側はキー溝式ではなく、ロックボルト方式にしました。
DSCN1960.JPG

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このページは、twin_bottleが2008年2月13日 21:25に書いたブログ記事です。

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