このような理由からベルト・ドライブ化を図ることにしました。
こんなレイアウトになります。
12mm厚のアルミ板を調達し、型取りをします。
型取りをした材料に、造るべき部品の図面を糊付けします。
型紙をなぞりながら、荒削りをします。
R部はターンテーブルに載せて加工します。
ターンテーブルは回転用レバーにて動かします。
上向き加工が原則です。(下向きですとレバーが持って行かれる)
穴部の加工は部材をバーチカルプレートに固定し、据えぐりで行いました。
削り出した部品です。
プーリーセットはこのようにして作成しました。
ベルト・ドライブ化の部品群です。
裏面はこんな感じです。
部品・仮組みの図
モーター部の組み付け。
ベース部を組み付けます。
ドリブンプーリーをセットします。
ベルトをセットし、完成です。
高速側にセットしています。
低速側にセットするとこんな感じになります。
早速、削ってみました。
ベルト駆動の大きな成果は・・
何と言ってもギア音が無くなったことで、とても静かです。
そして、ギアが欠ける心配が無いのでガンガン削れます。
また、コラム補強の成果により、Z軸の加工がとてもスムースに出来るようになりました。
以前はエンドミルが急に食い込み、困難であった座グリも容易になりました。
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