ミニフライス盤のベルト・ドライブ化

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このような理由からベルト・ドライブ化を図ることにしました。
こんなレイアウトになります。
planning-2.JPG

12mm厚のアルミ板を調達し、型取りをします。
DSCN1775.JPG

型取りをした材料に、造るべき部品の図面を糊付けします。
DSCN1780.JPG

型紙をなぞりながら、荒削りをします。
DSCN1793.JPG

R部はターンテーブルに載せて加工します。
DSCN1800.JPG
ターンテーブルは回転用レバーにて動かします。
上向き加工が原則です。(下向きですとレバーが持って行かれる)

穴部の加工は部材をバーチカルプレートに固定し、据えぐりで行いました。
DSCN1832.JPG

削り出した部品です。
DSCN1833.JPG

プーリーセットはこのようにして作成しました。
DSCN1957.JPG

ベルト・ドライブ化の部品群です。
DSCN1980.JPG

裏面はこんな感じです。
DSCN1982.JPG

部品・仮組みの図
DSCN1977.JPG

モーター部の組み付け。
DSCN1983.JPG

ベース部を組み付けます。
DSCN1986.JPG

ドリブンプーリーをセットします。
DSCN1988.JPG

ベルトをセットし、完成です。
高速側にセットしています。
DSCN1990.JPG

低速側にセットするとこんな感じになります。
DSCN1992.JPG

早速、削ってみました。
DSCN1997.JPG

ベルト駆動の大きな成果は・・
何と言ってもギア音が無くなったことで、とても静かです。
そして、ギアが欠ける心配が無いのでガンガン削れます。

また、コラム補強の成果により、Z軸の加工がとてもスムースに出来るようになりました。
以前はエンドミルが急に食い込み、困難であった座グリも容易になりました。

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このブログ記事について

このページは、twin_bottleが2008年2月13日 22:29に書いたブログ記事です。

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