ツールホルダー(チップホルダー)

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QCTP(Quick Change Tool Post)が殆ど完成しましたので、次はツールホルダーの製作です。

DSCN2889.JPG

製作に着手してから約1ヶ月を要しました。

切り出した材料にケガキを入れます。

1枚の板から3個のホルダーを造ります。

DSCN27280001.jpg

 

アリ溝の加工

DSCN2734.JPG

 

3枚に分割し、形を整えます。

DSCN2736.JPG

 

刃高に位置をケガキ、それに合わせチップの位置をケガキます。

DSCN2738.JPG

 

完成した外形削り用バイトホルダーと、造り始めた突っ切りバイトホルダー

DSCN2745.JPG

ホルダー側の形が大分見えてきました。

DSCN2749.JPG

 

チップ押さえを仮セットしてみます。

DSCN2790.JPG

 

チップ押え用ボルトで固定

 DSCN2794.JPG

続いて中グリバイト用ホルダーの製作です。

DSCN2795.JPG

 

12mmのドリルで下穴をあけ、

DSCN2797.JPG

その後、12.77φまで拡げます。

DSCN2800.JPG

工具交換の為、X軸を移動させる必要があります。

こんなに切子を被ったDROですが、ちゃんと機能しています。

 

このような感じになります。

DSCN2801.JPG

一通りのホルダーが完成です。(ローレットホルダーは思案中ですが・・)

DSCN2802.JPG

黒染めしてバイトをセットしてみました。

ハイトアジャスターはローレットホルダー作製後に造るよていです。

DSCN2805.JPG

この後、ハイトアジャスターを加工するためにローレットホルダーを造りました。

 

そして、荒削り用として剣バイトホルダーの作製です。

DSCN2885.JPG

チップ取付け部を加工

DSCN2887.JPG

磨きを掛け

DSCN2888.JPG

黒染め(着色)して完成です。

取り敢えず1セットの完成です。

DSCN2889.JPG

ハイトアジャスターは真鍮の丸棒にローレット掛けし、外形削りをしました。

ボルトは35mm長のホーローを使用、蝶ナットでロックします。

 

右から

粗削り用:DCMT070204を使用、剣バイト風に使う予定

仕上げ用:DCGT070201を使用

突切り用:WGE30を使用

汎用:

ボーリング1:1/2inφ

ボーリング2:1/2inφ

後ろはローレットホルダー(ハイトアジャスター無し)

 

形を見るためにもう1枚

DSCN2892.JPG

 

突切りバイトの型式を変更しました。

DSCN2917.JPG

理由はこちらです。

 

ホルダーを追加しました。(08.08.08)

DSCN2922.JPG

外形削り専用です。

チップはCCMT060204HQです。

 

そして、現時点でのホルダー群です。

DSCN2925.JPG

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このブログ記事について

このページは、twin_bottleが2008年6月29日 18:13に書いたブログ記事です。

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